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みゆきが亡くなる約1週間前。
11月4日日曜日。夜に様子がおかしくなりました。
お腹が風船のようにパンパンに膨らんで、ホントに苦しそうです。
寝てることが出来なくて座ったまま、よだれを出しながら時々うろうろします。
その晩は、みゆきのお腹をさすってやりながら、完徹夜。
月曜日は、意識も朦朧としながら仕事に行ったのでした。
月曜日、お昼に家に帰ると、大量のおしっこを漏らしてました。
普段、粗相をすることなんて無いのに。よっぽど我慢できなかったのでしょう。
夕方にも、大量のおしっこをしたのですが、その後ぱんぱんだったお腹がへこみました。
きっと、腹水が溜まっていたのだと思いますが、少し楽になったようでした。
火曜、水曜とお昼に覗きに帰って、母さんが帰るまで待っててね!と言い聞かせ続け、なんとか過ごしました。
そして、木曜日、朝仕事に出かける直前、いつものように「行ってくるね」とみゆきに声をかけたら、白目になってて、身体を触ったら冷たい!
「みきちゃん!!!」と身体をゆすったらハッと目を覚ましました。
そんな様子を見て、もう仕事になんて行けません。
急きょお休みをもらい、その日は1日みゆきの傍で過ごしました。
1時間おきに立ってうろうろするのでトイレに連れ出してやります。
週明けから、もう食べることは出来てなくて、せめて水だけでも、と水を飲ませてやりますがそれもほとんど飲めない状況でした。
そして、9日金曜日。

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この日は翌日の子供の発表会に合わせて、私の父母が来てました。
様子がおかしくなったらすぐ連絡してね、とお願いして仕事に行ったのですが、午後2時頃様子がおかしいと電話が鳴り、またまた急きょ仕事を休んで家に帰りました。
話を聞くと、手足をばたばたさせてキャンキャン鳴き続けるんだとか。
今までそんな様子はなかったので、これはおかしいと旦那にメール。
旦那も仕事の合間に様子を見に帰ってくれました。
それからくり・空一家も会いに来てくれて、みんなでみゆきを励ましてくれました。

夕方には、庭で自力でおしっこも出来ましたが、それ以外はずっと寝たままの状況。
私がお風呂に入ってると、子供が「母さん、みきちゃんが呼んでるよ~」と教えてくれます。
昼間と同じように、キャンキャン鳴いていましたが、私が傍に行くと落ち着いたようでおとなしくなりました。
それから、直に旦那も帰ってきて、かわりばんこに誰かがみゆきの傍についていました。

そして、夜9時半。
苦しそうだった息遣いが途切れ、何度かケホっと吐きそうな仕草をして、みゆきは旅立っていきました。
最後の数時間は、ちょっと辛そうだったので、旦那も私も「みきちゃん、もうゆっくり寝ていいんだよ」と言い聞かせたりしましたが、みゆきは最後まで頑張り抜きました。

実は、みゆきの調子が悪くなってからふくちゃんにお線香を上げるときに、「みゆきのお迎えはみんながいる時にしてね」ってずっとお願いしてました。
ふくちゃん、気を利かせて、ホントにみんながいる時にお迎えに来てくれました。
母さんも居て、仕事で帰りの遅い父さんも家に居て、普段なら絶対にいない私の父母も居て。夕方には旦那の家族にも会えました。
ふくちゃんも、みゆきもホントに出来た子でした。

そして、最期まであきらめることなく前向きに病気と闘ったみゆき。
あっぱれでした。
私の中では、ナンバー1コーギーです。

ブログに旅立ちの時のことを書くこと、ためらいもあったのですが、きっと私自身いつかみゆきの旅立ちはこうだったと振り返りたい時が来るだろうと思ったので、記憶に新しいうちに書いておこうと思いました。


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11日日曜日に、火葬し最後のお別れをしました。
みゆきのファミリーがお別れに来てくれました。
もうみゆきに触れないと思うと、涙が止まりませんでしたが、みんなが暖かく傍にいてくれました。
今はまだ、部屋中、みゆきを無意識に探してしまうけど、頑張って前を向いていきたいと思います。

今週末には、二郎と三ちゃんが旅立ちます。
ホントはみゆきにはこの子達の旅立ちを見届けてほしかったんだけど、逆にこの子達がみゆきの旅立ちを見届けてくれました。
我が家で、どんなことを学び、心に刻んでくれているのでしょうか?

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トイレの上だけど…、仲良く犬団子。
一人三ちゃんの顔が見えませんが、5頭揃ってます。
みんなでいられるのもあと少しだね。
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